カメラを買ったはいいけど、次に何を買えばいいの?って迷ってる人、多いですよね。
ぼくも最初のカメラを買ったとき、正直カメラ本体だけあれば撮れるでしょ、くらいに思ってたんですよ。でも実際に使ってみると「あ、これ必要だったわ」って気づくものがちょこちょこ出てきて。
この記事では、カメラ初心者がカメラを買ったあとに揃えておくべきグッズをまとめました。全部いっきに買う必要はなくて、優先度の高いものから順番に揃えていけばOKです。
カメラライフをより快適にするために、ぜひ参考にしてみてください!
必要度別まとめ表
まず全体像をざっくりつかんでもらうために、グッズの必要度と予算感を表にまとめておきます。
| グッズ | 必要度 | 予算目安 | 一言コメント |
|---|---|---|---|
| メモリーカード | ★★★ | 1,000〜5,000円 | これがないと撮影できない。最優先で買うべき |
| カメラバッグ | ★★★ | 5,000〜30,000円 | カメラを持ち歩くなら絶対に必要 |
| フィルター | ★★☆ | 3,000〜20,000円 | 風景・ポートレート撮影に挑戦したくなったら |
| 三脚 | ★★☆ | 3,000〜30,000円 | 夜景や星空を撮りたい人には必須 |
| クリーニング用品 | ★☆☆ | 1,000〜5,000円 | 長く使うなら用意しておきたい |
それでは各グッズについて詳しく説明していきます!
メモリーカード
メモリーカードは、カメラを買ったら真っ先に揃えるべき必須アイテムです。
というか、メモリーカードがないと写真を保存できないので、文字通り「これがないと撮影できない」状態になります。カメラ本体の箱を開けて「さあ撮るぞ!」となったときに手元にないと詰む。ぼくの友人が実際にそれをやって悲しそうな顔してました(笑)。
カメラのメモリーカードには主に「SDカード」と「CFexpress」の2種類があります。どちらが必要かはカメラの機種によって異なるので、まず自分のカメラのスロットを確認してみましょう。
SDカード
多くのエントリー〜ミドルクラスのカメラで使われているのがSDカードです。FUJIFILMだとX-S20やX-M5などはSDカードを使います。
SDカードを選ぶときは「速度」と「容量」の2点が重要です。動画も撮る予定があるなら、読み書き速度が速いUHS-II対応のものを選ぶと安心です。
選ぶ時のポイント(SDカード)
価格:128GBで2,000〜4,000円くらいが相場。セールのときに複数枚まとめ買いするのがおすすめ
容量:写真メインなら64GB〜128GBあれば十分。動画もがっつり撮るなら256GBあると余裕が出ます
速度規格:「UHS-I」より「UHS-II」の方が書き込み速度が速い。連写したい人は要チェック
ブランド:SanDisk、Sony、ProGradeあたりが定番。安すぎる無名ブランドは避けた方が無難
CFexpress type B
一部上位機種にしか採用されていませんが、大容量で高速なデータ読み書きができるものです。
対応している機種で8K動画や高速連写を使用するのであれば用意したいですね。
自分は動画もそれほど撮りませんし、高速連写もあまり使わないのですが、せっかくX-H2というフラッグシップ機を使っているので、その機能をフルで使ってみたいと思い、容量は一番少ないものにしましたが購入しました。
試しに秒間15コマの連射機能を試してみたのですが、4,000万画素のRAW+JPEGでも数秒間であれば全く止まることがなく連射できました。書き込みもあっという間です。
やってみるとわかりますが、結構気持ちいいですよ。これ(笑)
外付ハードディスクドライブ
メモリーカードはあくまでデータの一時保存のためのものなので、撮ったデータを別に保管する場所が必要です。
その際に一番使いやすいのが外付けハードディスクドライブです。
PCのストレージにそのまま保存するのもいいとは思うのですが、写真を撮るにつれてどんどんデータが増えていくので、あっという間に容量を圧迫してしまいます。動画もとっている場合はより顕著ですね。
その点から考えても外付けハードディスクドライブは非常に有効な保存媒体と言えるでしょう。
ちなみに私は外付けハードディスクドライブとAmazonのプライムフォト、そしてGoogleフォトを利用して3重でバックアップを取る形で写真を保存しています。
それぞれ一長一短があるのでこのようにしているのですが、そのあたりについて解説した記事を別途書いているのでそちらも参考にしてください。

カードリーダー
カードリーダーは必須ではありませんが、あるとデータの移動が非常に便利です。
X-H2の前のX-T30の時は直接カメラとPCを繋いで写真を保存していたのですが、いちいちカメラをPCと繋ぐよりは楽ですし、転送速度も非常に早くデータの移行が楽になりました。
お金に余裕があるのであれば、買っておくことをおすすめします。
カメラバッグ
カメラって、むき出しで持ち歩くわけにはいかないですよね。衝撃や雨から守るためにも、カメラバッグはほぼ必須のアイテムです。
わたし自身、最初の頃は「普通のリュックにカメラを詰めれば大丈夫でしょ」って思ってたんですが、ちょっと転んだときにレンズをぶつけてひやっとした経験があって。それからはちゃんとカメラバッグを使うようになりました。
カメラバッグには大きく「リュックタイプ」と「ショルダータイプ」があります。使い方によって向き不向きが違うので、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。
選ぶ時のポイント(カメラバッグ)
- リュックタイプ:荷物が多い旅行や山岳撮影に向いている。両手が使えるのが◎。取り出しに少し手間がかかる
- ショルダータイプ:街撮りやスナップに最適。素早くカメラを取り出せる。荷物が増えると肩に負担がかかる
- 内側の仕切り:仕切りが調節できるタイプが便利。レンズを複数本持ち歩く人はスペースに余裕を
- 防水性:突然の雨でも安心なレインカバー付きだと◎
- おすすめブランド:Lowepro、Peak Design、Hakuba、f-stopなど
予算は5,000〜1万円くらいのものでも十分使えますが、カメラと一緒に毎日使うものなので、気に入ったデザインのものを選ぶのが長続きするコツだと思います。
わたしが持っているカメラバッグの記事もあるので是非参考にしてください!


ただし、結構お値段が張るので最初はインナーボックスでも十分かもしれません。
インナーボックスは普通のバッグの中に入れることが出来るボックスで、カメラやレンズを厚めのクッションで保護してくれます。
仕切りなども付いていて複数のレンズを収納することも出来るので、自分の持っている機材とバッグに合わせて購入しましょう。
ストラップ
ストラップについては、カメラを購入した時に付いてくるメーカー純正のものでも基本的には問題ないです。
ですが、市販のものの場合は便利機能が付いていたり、オシャレなものが多いのでカメラを持ち出したくなるというメリットがあると思います。
私の場合はニンジャストラップを使用しています。このストラップは長さを瞬時に変更できるのが非常に便利です。
もともとはメーカー純正のストラップを使用していたのですが、ストラップを斜め掛けすることが多いので、ストラップの長さは少し長めにしていました。
ですが、子どもと一緒に公園などに行った時に子供を抱っこしようとしゃがんだ際、レンズを地面に擦ってしまうという事故が発生してしまいました。
幸いレンズフードを付けていたので、フードに少し傷がついただけで済んだのですが、ストラップを簡単に調節できるものがないか探していたところ、これを見つけたのですが速攻で購入しましたね(笑)
アンカーリンクス
カメラを使用している人でこれを知らない人はいないんじゃないかと思うくらい有名なグッズですね。
詳しい説明はもはや不要と思いますが、簡単にストラップの付け外しが出来るのでかなり便利です。
お値段は少し高めかもしれませんが、類似品よりは耐久性があると思うので使用しています。
万が一切れて落としたときのショックがでかすぎますからね…。
三脚を使用するときもストラップを付けているとプラプラしてしまって邪魔ですし、場合によっては風の影響を受けてブレてしまうことがあります。
ですがこれを付けていれば簡単にストラップを外せるので、風の影響も最小限に抑えられるのはメリットです。
ハンドストラップ
街なかをスナップするときはストラップではなく、もっぱらこちらを使用しています。
前述のアンカーリンクスのおかげもあって、ストラップとの入れ替えがしやすいです。
小さいカメラを持っている場合は、ストラップではなくこちらだけでも十分かもしれませんね。
フィルター
レンズの前に取り付けるフィルターは、撮影の表現幅を広げてくれるアイテムです。
最初はなくても全然OK なんですが、風景写真や動画にハマってくると「あ、NDフィルターほしい」ってなってきます。ぼくも最初は「フィルターって必要?」って思ってたのに、今では何枚も持ってます(笑)。
フィルターの種類と用途はざっくりこんな感じです。
- PLフィルター(偏光フィルター):水面の反射を消したり、空の青さを強調したりできる。風景撮影で大活躍
- NDフィルター:光量を減らすことで、明るいシーンでもシャッタースピードを遅くできる。滝の流れや動画撮影に便利
- 保護フィルター(プロテクター):レンズを傷や汚れから守るためのフィルター。コスパ重視ならまずこれ
まずは、保護フィルターを1枚用意しておくのがおすすめです。フィルター径はレンズによって異なるので、購入前にレンズの先端に書いてある「Ø49mm」などの数字を確認してください。
わたしもレンズを使用する際は絶対に保護フィルターは付けてます。
良いものはそれなりの値段がしますが、レンズ本体を壊してしまうよりは何倍もマシですからね。
一応高いレンズに使用する場合は、なるべくレンズ性能を落とさないよう高めのフィルターを使用しています。
三脚・一脚
夜景、星空、長時間露光…これらを撮りたいなら三脚はほぼ必須です。
手持ちではどうしても手ブレが出てしまうシーンがあるんですよね。シャッタースピードを遅くしないといけない場合、三脚の有無で写真のクオリティが全然変わってきます。
また、動画撮影をするなら一脚もかなり便利です。手持ちよりも安定した映像が撮れて、機動力も落ちません。
三脚選びのポイントはこんな感じ。
- 耐荷重:カメラ+レンズの重量に余裕を持った耐荷重のものを選ぶ
- 素材:アルミは安価で丈夫、カーボンは軽量だが高価
- 高さ:使用時の最大高と折りたたみ時のサイズを確認
- 雲台:自由雲台か3Way雲台か。最初は自由雲台の方が使いやすいと思います
最初から高い三脚じゃなくていいと思います。5,000〜1万円くらいの安定したものでまず試してみて、本格的にやりたくなったらグレードアップするのがベターです。
三脚についても別の記事で紹介していますので、よろしければそちらを参考にしてみてください。

L字プレート
これも必須ではありませんが、あると三脚の使用が便利になる代物です。三脚使用時に横構図と縦構図の切り替えがスムーズになります。できれば三脚と一緒に用意できるといいですね。
縦横を切り替えても光軸がズレないので構図の調整も最小限で済むのがメリットです。ボディの保護やグリップ性が向上するという利点もあります。
ただし、バリアングルモニターの機種の場合、プレートの形状によってはモニターの動きに制限がかかる場合もあるのでご注意ください。
クリーニング用品
カメラやレンズは使っていると、どうしてもほこりや指紋などの汚れがつきます。クリーニング用品があると、いつでも清潔な状態を保てます。
特にレンズの前玉に汚れがついていると、写真にフレアやゴーストが出たり、解像感が落ちたりすることがあるんですよね。ぼくも一回、すごく気に入った写真を撮ったあとにレンズを見たら指紋がべったりついてて、「この写真もしかしてもっとキレイに撮れてたんじゃ…」ってへこんだことがあります。
クリーニング用品は最低限ブロアーやレンズペンがあれば大丈夫です。
ブロアー
カメラメンテナンスをする上では必須のものですね。
基本的にブロアーは何でも良いとは思っていたのですが、安すぎるものは使用している最中にブロワーの先端が飛んでいってレンズフィルターを傷つけてしまう場合もあると聞いてから、それなりのものを使用するようにしました。
レンズもフィルターならまだマシですが、直接傷が付いてしまったら目も当てられないですし、カメラ本体のセンサーに使用している時にそうなってしまったら立ち直れそうもありません…。
ちなみに私は万が一のことを考えて、ブロワーの先もシリコン製で柔らかくなっているものを使用しています。
レンズペン
こちらもメンテナンスをする上では必須ですね。
ブラシも付いているので、ボディに付いたゴミをサッと落とせるのも便利です。
ペン先にいくつかの種類があるのですが、フィルター用のフラットなタイプのペン先のものを使用しています。
これであれば、レンズ以外にも背面モニターやスマホ画面にも使用できるので結構便利なんですよね。
ドライボックス
カメラやレンズの保管について本当は防湿庫が1番なんですが、ドライボックスで安くすませることも十分可能です。
しっかりと密閉できるものを選びましょう。併せてドライペットのような除湿剤を入れておけば湿気の多い梅雨の時期でもカビの発生を防止することができます。
ただ、余裕があれば防湿庫が欲しいですよね…(笑)
よくある質問(FAQ)
Q. 最初に買うべきグッズは何ですか?
A. 絶対に必要なのは「メモリーカード」です。これがないと撮影すらできません。次に「カメラバッグ」。カメラを持ち歩くために必要ですし、保護の観点からも早めに用意することをおすすめします。この2つを最初に揃えれば、とりあえず撮影に出かけられます!
Q. SDカードは何GBのものを買えばいいですか?
A. 写真メインなら64GB〜128GBで十分です。ただし動画もガッツリ撮りたい場合は256GBあると余裕が出ます。個人的には128GBを2枚持つスタイルが好きです。1枚が壊れても保険になるので。あと、なるべく信頼性の高いブランド(SanDisk、ProGradeなど)を選ぶことをおすすめします。
Q. カメラバッグはリュックとショルダーどっちがいいですか?
A. 用途次第です!旅行や登山など荷物が多い場面が多いならリュック、街なかのスナップ撮影が中心ならショルダーが使いやすいです。わたしは普段の散歩スナップにはショルダー、旅行にはリュックと使い分けています。両方の特性を兼ね備えたハイブリッドタイプも売っているので、一個で済ませたい人はそれも選択肢に入れてみてください。
まとめ
カメラを買ったあとに揃えるべきグッズをまとめてみました。この中で敢えて優先順位を付けるとすると
- メモリーカード(必須・最優先)
- カメラバッグ(必須・早めに用意)
- クリーニング用品(長く使うなら用意しておく)
- フィルター・三脚(撮りたい写真のジャンルによって)
一度に全部揃えようとしなくていいです。まずメモリーカードとカメラバッグを用意して、あとは撮影を続けながら「あ、これほしいな」と思ったときに追加していくのが自然なカメラライフの広げ方だと思います。
どんなグッズを使ってるかはカメラマンそれぞれ個性が出るので、そういう意味でも楽しい部分ですよね。ぜひ自分なりのスタイルを作っていってください!

