「いかにも」なカメラバッグは持ちたくない。でも、大切なカメラやPCはしっかり守りたい。
多くの写真好きが抱えるこのジレンマを、見事に解決してくれる理想の一品とも言えるバックパックが登場しました。それが今回、私が徹底的にご紹介する「PGYTECH OneGo Lite バックパック 22L」です。

このバックパックは、従来のカメラバッグが持つ「大きくてゴツい」「機能一辺倒」といったイメージを根底から覆す、洗練されたデザインと驚くほどの軽さが最大の魅力です。それでいて、カメラバッグとしての保護性能や収納力は一切妥協されていません。
以前「PGYTECH OneGo バックパック」の記事を書いたのですが、そのバッグをより軽くよりカジュアルにした感じのバックになっています。

私は更にもう1つのマンハッタンポーテージのバッグを持っていますが、この3つのバッグで上手く使い分けができるようになりました。

この記事ではそのあたりも含めて、私がPGYTECH OneGo Lite バックパック 22Lを数ヶ月間、日常から小旅行まで使い倒して感じた具体的な魅力、そして「ここはもう少し…」と感じた点まで、正直にレビューしていきます。
カメラバッグに見えない洗練されたデザイン
OneGo Lite バックパックを語る上で、まず触れないわけにはいかないのが、この「カメラバッグらしくない」卓越したデザインです。
従来のリュックタイプのカメラバッグは、機材保護という機能性を最優先するあまり、どうしても無骨で分厚いナイロン生地の、いかにも「専門用品」といったデザインになりがちでした。「今から撮影に行きます!」というその見た目は、普段使いするには少し気が引けてしまいますし、ファッションとの相性も考えものでした。
しかし、OneGo Lite バックパックは違います。ミニマルで都会的なフォルム、落ち着いたカラーリング(オブシディアンブラックとディープネイビーの2色展開)は、カフェでの作業や友人との街歩き、スーツにも合わせられるので通勤・通学まで、日常のあらゆる場面に自然に溶け込んでくれます。
この秀逸なデザインのおかげで、「カメラを持ち出す」という行為そのものの心理的なハードルがぐっと下がりました。結果として撮影に出かける頻度が増え、もっと気軽に写真を楽しめるようになったのは、私にとって最大の収穫です。
驚きの軽さと考え抜かれた収納力
見た目のスタイリッシュさだけで終わらないのが、OneGo Lite バックパックの真骨頂。機能性もしっかりあります。
特に最初に背負った時に驚くのが、その軽さです。内部の仕切りを全て含めた状態でも、重量はわずか1.25kg。これは1.5Lのペットボトルよりも軽い数値です。
上で紹介した旧OneGo Backpackの方は18Lですが1.95kgあります。
同様に競合の有名ブランドの同クラスのバックパックが1.5kg〜2.0kg程度であることを考えると、この差は歴然。一日中歩き回る撮影や旅行において、肩への負担を大幅に軽減してくれます。


収納面では、背面が180°フルオープンするクラムシェル構造が非常に使いやすいです。リュックタイプのカメラバッグでは割と一般的かと思いますが、旧OneGo バックパックの方は微妙に使いづらかったのでこの点は改良されたなと感じます。
スーツケースのようにパッキングできるので、どこに何があるか一目瞭然。もう暗いバッグの底を手で探る必要はありません。機材の出し入れや整理が驚くほど簡単かつスピーディーに行えます。
内部の仕切りは、マジックテープ式で、自由に取り外したり、折りたたんだりして機材に合わせた最適なレイアウトを瞬時に作ることが可能です。
例えば、私の場合はX-H2のボディに大三元望遠ズームレンズのXF50-140mmを装着したまま、さらに大三元標準ズームレンズのXF16-55mmとSIGMAの単焦点中望遠レンズの56mmを収納できてしまいます。(XF50-140mmの三脚座も付けたままは無理でしたが…。)

また、背面側には独立したPCスリーブが設けられており、最大16インチのMacBook Proまで収納可能です。クッション性も高く、大切なデバイスを安心して持ち運べるこの設計は、撮影先で編集作業も行うクリエイターにとって、非常に心強い味方です。(私はMacBookなんて高価なものは持っていないんですけどね…(笑))


撮影フローを加速させるクイックアクセス機能
街中でのスナップ撮影や旅先での記録では、一瞬のシャッターチャンスを逃さないことが何よりも重要です。OneGo Lite バックパックは、そんな要求に応えるための工夫が随所に凝らされています。
その代表格が、左側面に配置されたサイドアクセス機能です。ふと心惹かれる光景に出会った時、バックパックを背負ったまま、右手を横に回すだけでさっとカメラを取り出すことができます。リュックを一度地面に下ろして、ジッパーを開けて…という一連の煩わしい動作が不要になることで、撮影までの流れが劇的にスムーズになります。

ただし、旧OneGo Backpackとは異なりサイドアクセスが可能なのは片側のみです。その点はご注意ください。
また、バッグの上部からもメイン収納にアクセスできるトップアクセスも非常に便利です。こちらにはカメラ以外の、例えば財布やイヤホン、サングラス、キーケースといった日常的に使う荷物を入れておくことで、移動中でも必要なものを素早く取り出すことができ、普段使いのバッグとしての利便性を大きく高めています。

細部までこだわった機能性と安心の保護性能
OneGo Lite バックパックは、主要な機能だけでなく、細かな部分にも開発者のこだわりとユーザーへの配慮が光ります。
背面パッドの内部には、AirTagを収納できる隠しポケットまで用意されており、万が一の盗難や紛失リスクにも備えることができるようになっています。

バッグの本体素材には、高性能な撥水ポリエステルが使われています。これにより、急な小雨程度であれば内部の機材をしっかりと守ってくれます。実際に雨に降られたこともありますが、多少の雨ならば気にせずに使用できる感じです。
ただ、旧OneGo Backpackの方がより耐水性に優れた素材を使用しているので、過信しすぎないようにしましょう。
底面はさらに耐摩耗性と防水性に優れた素材で強化されており、濡れた地面に置いた際の浸水や、衝撃から機材を保護してくれるので安心です。
その他にも、バッテリーや(細めの)レンズペンを収納する内ポケットや水筒や三脚を固定する外ポケット、底面には三脚や上着を固定できるストラップ、そしてスーツケースのハンドルに通せるラゲッジパススルーなど、「これが欲しかった」と思える機能が満載です。



実際に使って感じたメリットと少し気になる点
ここまでOneGo Lite バックパックの魅力を中心にお伝えしてきましたが、最後に、私が長期間使って感じたメリットと、人によっては少し気になるかもしれない点を正直にまとめます。
メリット
- とにかくデザインがおしゃれ:どんな服装にも合わせやすく、これ一つで仕事もプライベートもカバーできる汎用性の高さは大きな魅力です。
- 圧倒的に軽い:長い一日を終えた後の肩の疲れ方が全く違います。撮影のモチベーション維持にも繋がります。
- 考え抜かれたアクセス性:背面フルオープンとサイドアクセスは一度使うと手放せなくなり、撮影スタイルそのものを変えてくれます。
- 細部までの作り込み:盗難防止機能や隠しポケットなど、作り手のこだわりが感じられ、所有する満足度が高いです。
- 優れたコストパフォーマンス:これだけの品質と機能を持ちながら、同クラスの競合製品より手頃な価格設定は驚きです。
少し気になる点
- ショルダーストラップのクッション材が少し硬め:軽量化とのトレードオフかもしれませんが、非常に重い機材(大型一眼レフ+大三元レンズなど)を長時間背負うと、肩に負担を感じる可能性があります。ただ、使い込むうちに少しずつ馴染んできました。
- サイドポケットのマチが狭い:デザイン性を優先したためか、厚みのある財布や大型のスマートフォンは少し出し入れが窮屈に感じることがありました。スリムなアイテムの収納に適しています。
- 人気による品薄状態:その人気の高さから、公式ストアや販売店で品薄状態が続いていることがあります。見つけたら早めの決断が吉かもしれません。
いくつか気になる点も挙げましたが、それらを補って余りあるほどの素晴らしい体験を提供してくれるバックパックだと、私は思います。
PGYTECH OneGo Lite バックパック 22Lはこんな人におすすめ
以上の点を総合的に踏まえると、PGYTECH OneGo Lite バックパック 22Lは、特に以下のような方に心からおすすめできるバックパックです。
- いかにもなカメラバッグのデザインが苦手で、スタイリッシュさを求める方
- ミラーレスカメラとレンズ数本といった、身軽な機材構成で撮影を楽しみたい方
- 撮影だけでなく、PCやタブレットも一緒に持ち運ぶ機会が多いクリエイターの方
- 一つのバッグで旅行も普段使いもこなしたい、汎用性の高いバックパックを探している方
- 有名ブランドのバッグは魅力的だけど、価格の高さに躊躇している方
PGYTECH OneGo Lite バックパック 22Lは、機能、デザイン、そして価格という、バックパック選びにおける重要な要素が、非常に高いレベルで絶妙に調和した、まさに「ちょうどいい」逸品です。 このバッグが一つあれば、あなたのカメラライフがより豊かで、もっと自由で、もっと楽しいものになることをお約束します。

