SIGMA 50-120mm F2.8 DC OS発表|XF50-140mmユーザーが純正と比較【390g・12.6万円】

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SIGMA 50-120mm F2.8は390gの望遠F2.8ズーム 純正の望遠ズームと比較
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2026年10月8日、SIGMAから「SIGMA 50-120mm F2.8 DC OS | Contemporary」が発表されました。APS-C用のF2.8通し望遠ズームで、富士フイルムXマウント用も同時に登場します。

XF50-140mmF2.8を使っているわたしにとって、これは正直衝撃的なニュースでした。重さは390g。純正XF50-140mmF2.8の約995gと比べて、半分以下です。望遠端は純正より短いものの、この軽さは驚異的です。

この記事では、XF50-140mmF2.8のユーザーとして、公式スペックをもとにSIGMA 50-120mmと純正を比べます。あわせて、SIGMAで大三元をそろえた場合の重さと価格、純正の後継XF50-140mmF2.8 IIを待つべきかも整理しました。情報は2026年10月8日時点のものです。

先にお断りしておきます。SIGMA 50-120mmは発売前のレンズで、わたしはまだ触れていません。そもそもわたしはSIGMAのF2.8通しのズームレンズはどれも持っていません(SIGMAで持っているのは56mm F1.4と100-400mmだけです)。この記事は公式スペックと発表情報をもとに書いていて、写りやAFの感想、作例は載せていません。

目次

SIGMA 50-120mm F2.8 DC OSとは|390gのF2.8望遠ズーム

10月22日発売。Xマウントも同じ日に出る

SIGMA 50-120mm F2.8 DC OS | Contemporaryは、APS-Cミラーレス用のF2.8通し望遠ズームです。対応マウントは富士フイルムX・ソニーE・キヤノンRFの3つ。発売日は2026年10月22日で、Xマウントもほかのマウントと同じ日に発売されます。

価格はオープンプライスで、シグマオンラインショップでの販売価格は126,500円(税込)です。国内の予約は10月13日10時から始まると報じられています。

要点をまとめると

  • 35mm判換算 約75-180mm、ズーム全域でF2.8通し
  • 重さ 390g(Xマウント用)、大きさ φ66.8×99.3mm
  • フィルター径 55mm(SIGMA 18-50mm F2.8と同じ)
  • 手ブレ補正(OS)搭載:広角端6.5段/望遠端4.5段(CIPA準拠)
  • 絞りリング付き、防塵防滴構造
  • 最短撮影距離 広角端23cm/望遠端55cm

SIGMAはこのレンズを「APS-C用大口径望遠ズームレンズの決定版」と位置づけていて、フルサイズの70-200mm F2.8が担ってきた役割を、ずっと小さく軽いサイズでこなすレンズだと説明しています。一方で、AF/MF切り替えスイッチや手ブレ補正のオン・オフスイッチは付いていない、シンプルな作りです。

出典:SIGMA公式ニュース(2026/10/8)/SIGMA公式 製品ページ/デジカメinfo(2026/10/8)

XF50-140mmF2.8と比較|重さは半分以下、望遠端は換算33mm短い

スペック比較表

スクロールできます
項目SIGMA 50-120mm
F2.8 DC OS(X)
FUJIFILM XF50-140mm
F2.8 R LM OIS WR
35mm判換算約75-180mm76-213mm
重さ390g約995g
大きさ(最大径×長さ)φ66.8×99.3mmφ82.9×175.9mm
フィルター径55mm72mm
最短撮影距離0.23m(広角端)
0.55m(望遠端)
1.0m
最大撮影倍率約0.33倍(広角端)
約0.21倍(望遠端)
0.12倍(望遠端)
手ブレ補正広角端6.5段
望遠端4.5段
5.0段
テレコンバーター非対応とみられる
(公式の明記なし)
XF1.4X/XF2X 対応
ズーム時の全長伸びるとみられる
(公式の明記なし)
変わらない
価格126,500円
(直販・オープン価格)
212,000円〜
(価格.com最安)

数値はSIGMA・富士フイルムの公式仕様です(富士フイルム公式 仕様)。XF50-140mmの価格は2026年10月8日時点の価格.com最安値で、日々変わります。SIGMAのテレコン対応は公式に記載がなく、仕様表を載せたメディアでは「-」となっているため、非対応とみられます。ズームで鏡筒が伸びる点も公式の明記はありませんが、製品画像やメディアの報道から、繰り出し式とみられます。

いちばんの違いは重さ。390gと約995g

差は約605g。SIGMAは純正の約4割の重さで、長さも約99mmと、純正の約176mmより約7.7cm短くなっています。フィルター径も72mmから55mmへ小さくなりました。

SIGMA 50-120mm F2.8 DC OS Contemporary 富士フイルムXマウント用(フード装着時)の製品画像
SIGMA 50-120mm F2.8 DC OS | Contemporary(Xマウント用・フード装着時)。全長約99mmで、鏡筒には絞りリングも付いています。
画像出典:SIGMA公式サイト

わたしがXF50-140mmのレビューで、いちばんのデメリットに挙げたのも重さでした。APS-C用なのにレンズ単体でほぼ1kgあり、APS-Cの小型軽量というメリットを活かしにくい、と書いています。そこにほぼ同じ役割で390gのレンズが出てきたわけです。

引き換えに失うのは、望遠端33mmとテレコン

もちろん、いいことばかりではありません。望遠端は換算180mmで、純正の213mmより33mm相当短いです。わたしはXF50-140mmのレビューで「換算213mmはサーキットや陸上競技には少し短め」と書きました。180mmだと、そういう場面ではさらに厳しくなります。また、純正はテレコンで焦点距離を伸ばせますが、SIGMAは非対応とみられるので、その逃げ道もありません。

逆にスペックの上でSIGMAが上回っている点もあります。広角端なら23cmまで寄れて、最大撮影倍率は約0.33倍。純正の0.12倍と比べると、花や小物を大きく写せるレンズです。手ブレ補正も、広角端の6.5段は純正の5.0段を上回ります(望遠端は4.5段)。

XF50-140mmを使っているわたしが、重さを感じる場面

XF50-140mmは、レビューにも書いたとおり「決して安くないし、重い。でも一度使い始めたら、手放せなくなる」レンズです。それでも、重さを意識する場面は少なくありません。

  • 標準と望遠の2本だけでも「今日は望遠は置いていくか」と迷う日がある
  • 三脚を使わず手持ちで撮るときは、三脚座を外して持ち歩いている
  • フードが本体の半分近くあって威圧感がすごいので、街中ではフードを外して使うことが多い

390gなら、そもそも「置いていくか」と迷うこと自体が減るかもしれません。わたしにとっては、ここがいちばん大きなポイントです。

実はわたし、XF50-140mmのレビューに「SIGMAから50-135mm F2.8が出るのでは?」という2026年6月時点の噂を書き、「もし本当に出てきて軽かったら乗り換えてしまうかも」とも書いていました。実際に出てきたのは50-120mmで、望遠端は噂より短くなりましたが、軽さのほうは想像以上でした。

XF50-140mmの写りや、シーン別の使いどころは、こちらのレビューで詳しく書いています。

SIGMAと純正、どちらを選ぶ?

スペックを並べると、2本の性格ははっきり分かれます。ひとことで言えば、軽さと価格のSIGMA、焦点距離と拡張性の純正です。

SIGMA 50-120mmが向いている人

  • 望遠ズームを「いつも持ち出せる重さ」にしたい人:390gなら標準ズームと一緒にバッグに入れても負担が小さい
  • 予算を抑えたい人:直販126,500円は、純正の実売(212,000円〜)の約6割
  • ボディ内手ブレ補正のない機種を使っている人:X-M5やX-T30シリーズなどでも、レンズ側のOSが働く
  • 寄って撮りたい人:広角端で最大約0.33倍。花やテーブルフォトにも使える

純正XF50-140mm(またはII型待ち)が向いている人

  • 換算200mm超が必要な人:広いグラウンドの運動会、スポーツ、野鳥など
  • テレコンで焦点距離を伸ばしたい人:純正はXF1.4X/XF2Xに対応
  • ズームで全長が変わらないほうがいい人:ジンバルでの動画撮影などでは、繰り出し式だと重心が動く点に注意が必要と指摘するメディアもある

XF50-140mmを使っているわたしでも、正直かなり心が揺れています。ただ、同じ「F2.8の望遠ズーム」でも、180mmで足りるかどうかで答えが変わるレンズだと思います。まずは自分がよく撮る場面で、換算200mm前後を使っているかを振り返ってみるのがおすすめです。

SIGMAなら大三元が3本925g・約30万円でそろう

もう1つ、わたしが非常に魅力的だと感じているのが、SIGMAだけでF2.8通しの広角・標準・望遠の3本がそろうようになったことです。大三元の記事では「F2.8通しの望遠だけはサードパーティに選択肢がない」と書いていましたが、その状況が変わりました。

SIGMA 3本
10-18/18-50/50-120
純正 3本
XF8-16/XF16-55 II/XF50-140
35mm判換算15-180mm12-213mm
合計の重さ925g2,210g
合計の価格(目安)約30万円約64万円

価格は、10-18mmと18-50mmが2026年10月8日時点の価格.com最安値、50-120mmが直販価格の合計で約27.6万円。ショップ価格の幅を考えて約30万円としています。純正は同じく価格.com最安値の合計です。

重さも価格も、純正の半分以下。SIGMA自身も「3本合計で1kg未満」を打ち出しています。ただし広角端は15mm相当で純正の12mmより狭く、望遠端も180mmと短め。フィルター径も10-18mmだけ67mm(18-50mmと50-120mmは55mm)で、3本そろうわけではありません。純正3本の詳しい比較や、そろえる順番は大三元の記事にまとめています。

XF50-140mmF2.8 IIを待つべき?

純正の後継「XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR II」は、11月にX-T6と同時に発表されるという噂が出ています。もともとは9月に発表される予定だったものが、X-T6の延期に合わせて後ろ倒しになったとされています(出典:FujiRumors/デジカメinfo)。

ただし、重さ・大きさ・価格といった仕様は、噂にもまだ出ていません。富士フイルムからの公式発表もなく、ここに書いたことはすべて噂の段階です。

ここからはわたしの予想です。現行のXF50-140mmでも希望小売価格は314,600円。後継のII型は、これよりも高額になるのではと考えています。価格の噂はまだ一切出ていないので、あくまで予想として読んでください。そう考えると、126,500円で390gのSIGMAは、わたしには非常に魅力的に見えます。

待つかどうかの目安

  • 換算200mm超やテレコンが必要 → II型の発表を待つ価値あり
  • 軽さと価格を優先したい → II型を待つ理由は小さい

SIGMAの発売は10月22日、II型の発表は噂どおりなら11月。どちらか迷っているなら、II型の発表を見てから決めても大きな遅れにはなりません。

X-T6とII型の噂の経緯は、こちらの記事にまとめています。

まとめ:軽さを取るならSIGMA、焦点距離を取るなら純正

SIGMA 50-120mm F2.8 DC OSは、XF50-140mmユーザーのわたしにとっても衝撃的なレンズでした。要点をおさらいします。

  • 重さは390gで、純正XF50-140mm(約995g)の約4割
  • 価格は直販126,500円。純正の実売の約6割
  • 代わりに望遠端は換算180mmで33mm短く、テレコンも非対応とみられる
  • SIGMAならF2.8通しの3本が925g・約30万円でそろう
  • 純正のII型は11月発表の噂。仕様・価格は不明

望遠端の短さは気になりますが、この軽さでF2.8通しの望遠が手に入るのは、APS-Cならではの魅力だと思います。発売は10月22日。わたし自身、II型の情報もあわせて追いかけていくつもりです。

焦点距離ごとのレンズの選び方は、こちらの記事で全体像をまとめています。

よくある質問

SIGMA 50-120mm F2.8 DC OSの発売日と価格は?

発売日は2026年10月22日で、富士フイルムXマウント用もほかのマウントと同じ日に発売されます。価格はオープンプライスで、シグマオンラインショップでは126,500円(税込)。国内の予約は10月13日10時から始まると報じられています。

テレコンバーターは使える?

SIGMA公式にテレコン対応の記載はなく、仕様表を載せたメディアでは「-」となっているため、非対応とみられます。テレコンを使いたい場合は、XF1.4X/XF2Xに対応する純正のXF50-140mmF2.8が選択肢になります。

XF50-140mmF2.8 IIはいつ発表される?

2026年10月8日時点で富士フイルムの公式発表はありません。噂では11月にX-T6と同時に発表されるとされていますが、重さや価格などの仕様はまだ出ていません。

SIGMA 50-120mm F2.8は390gの望遠F2.8ズーム 純正の望遠ズームと比較

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