先日、家族と東京に旅行に行きました。
その際のレンズをどうしようか悩んでいたのですが、小さい子供もいるし荷物も重くしたくないので小型軽量の単焦点レンズを持っていきました。
結果、この選択が大正解!今回は小さいお子さんがいる家族旅行には単焦点レンズがおすすめだということを書いていきたいと思います。
荷物は少なく身軽にいきたい
今回の旅行。行き先は東京ということで移動手段は新幹線や電車がメインとなります。
更に小さい子供も連れて行くことからなるべく身軽にいきたいということで、持っていくレンズは単焦点にすることにしました。
選んだレンズはXF27mmF2.8 R WRとSIGMA56mmF1.4 DC DN Contemporaryの2本。
基本はXF27mmを使用し、水族館に行く予定をしていたのでその時だけ明るさを確保できるようにSIGMAのレンズを使用するという作戦です!
ボディはX-H2で660g、XF27mmは84g、SIGMA56mmは280gでこれらを合わせても1024gとほぼ1kgという驚異的な軽さ!
基本的にカメラはストラップをつけて肩から斜め掛けする感じで持ち歩くので、リュックにはレンズ1本しか入れていないことから、かさばる心配もほぼありません。
ズームできないことがメリットに
持っていくレンズを単焦点に絞ったのでズームできないのが不安だったのですが、結果としてこれがメリットになりました。
というのも基本的に今回の移動の際はキャリーバッグを持つか、子供と手をつなぐかの2択になることがほとんどで、常に片方の手はふさがっている状態になります。そうなると必然的に右手だけでカメラを操作する必要があります。
短焦点レンズだとズームの必要性が無いので右手だけでの操作が可能でサクサク撮影することができました。
ズームレンズだと画角を変えるために左手でズームリングを操作する必要がありますからね。公園とかならともかく街中で子供と一緒に手を繋いで歩いているときにズームリングを操作する暇なんか無いと思います(笑)
ちなみにXF27mmの方はいわゆるⅡ型の為、絞りリングが搭載されていますが、絞りリングのポジションを「A」にしておけばダイヤルでの絞り値の選択が可能となります。
その為、このレンズの場合でも右手だけでの操作は可能でした。
水族館撮影はF値1.4が大活躍
冒頭に水族館撮影用としてSIGMA56mmF1.4を持っていくと書きましたが、本当にこのレンズが活躍してくれました。
レンズの紹介記事でも書いたのですが、このレンズF値1.4の大口径にもかかわらず、重さがわずか280gしかありません。
サイズも小さめなので水族館撮影以外には使わなかったのですが、全く邪魔になりませんでした。
そして実際の水族館の撮影ではF値1.4が大活躍!かなり暗い環境だったのですが、シャッタースピードを稼いでくれて、ISOを上げすぎることなく撮影することが出来ました。
AFもそれなりに効いてくれました。数枚ピントを外すこともありましたけどね。
一応X-H2は第五世代のプロセッサーを積んでいますが、FUJIFILMはもともとAFは弱いのでこの辺りはあきらめています(笑)
あと、この水族館はイルカショーが有名なんですが、息子を肩車していたので写真には残せていません。でも、息子が楽しんでくれたので良かったです(笑)
パンケーキレンズはサクサク撮れる
水族館以外の撮影はパンケーキレンズのXF27mmで全て撮りました。
旅行の初日は結構な雨模様だったのですが、XF27mmF2.8 R WRは防塵防滴仕様ですので、同じく防塵防滴仕様のボディX-H2と合わされば雨を気にすることなく撮影できました。
持っていったカメラ自体は少し大きいですが、レンズはかなり小さいので室内での撮影でもカメラの威圧感が少なく、周りを気にせずに撮ることができるのもとても良かったです。
まとめ
今回、家族旅行に行ったのですが、結論として小さい子どもと一緒に旅行に行く場合は小型軽量の単焦点レンズが非常に役に立ちました。
旅行に行く場所が公園や自然豊かな場所で子供一人で歩き回っても安全な場所であれば別ですが、街中で一緒に手を繋いで歩く必要があるのであればズームリングを操作して画角を操作する暇なんかありません。
そして旅行の思い出は残してなんぼです。ズームレンズで画角を決めるためにあれこれ悩むより、どんどん撮っていったほうが思い出として残せます。
であれば、最初から画角が決まっている単焦点レンズの方が割り切って撮影できるのでサクサク撮影することができると思います。実際に私もそうでした。
最後に今回の旅行で撮影した写真をいくつか載せておきます。
いかがでしたでしょうか。単焦点レンズでの旅行、最初は心配でしたが結果として非常に大満足の結果となりました。
ぜひ、小さいお子さんと一緒に旅行する機会があるのであれば、小型軽量の単焦点レンズを選択肢に入れてみてください。